お知らせ

第2回西新宿音楽祭2023.07.23🌻②

午前、午後の野外コンサートを終えた後、

オープニングガラコンサートではクラリネットソロで2曲演奏しました😀

3公演目でソロというのは、なかなか集中力も体力も消耗が激しかったですが記憶ではとても楽しく演奏できたかと思います😆笑

1曲は、メサジェ作曲の「Solo de concours」を演奏しました。

こちらはクラリネット奏者なら一度は必ず通る道、というか作品の1つで、1899年のパリ音楽院のコンクールのために書かれたものです。

5分程度の比較的短めなさっぱりした作品ではありますが、非常にソリスティックで技術的にも難しく、それでいて中間部ではゆったりとしたクラリネットの魅惑的な音色を聴かせ、ピアノと掛け合いながら、中低音域を縦横無尽に分散和音で駆け回っていき、技と音楽性の聴かせどころと言わんばかりのカデンツァを経て、華々しいフィナーレをむかえ、曲は終わります。

今回オープニングガラコンサートということで、ピッタリのいい曲じゃない!と思って、高校生ぶりに楽譜をゴソゴソ引っ張り出してきてさらいましたが🙂

いやぁ、久々に吹いたけど、あの当時とは違う難しさがありました🙂

当時は音を並べてドヤァ!な感じでしたが、久しぶりにピアノと合わせてみると、こんな構造になっていたのか、、、フランスの伝統的に受け継がれている奏法の指示、昔のセミナーで聞いたよな。とか

その当時にはできなかったこと、知らなかったことをアップデートして本番を踏むことができ、なんとなく自分自身に成長を感じるなど。

また取り組んでどこかの機会で演奏したい作品になりました🔥


もう1曲は、ガルバホールプロデューサーで作曲家でもある、平井秀明作曲の「クラリネットソナタ」。

今回取り上げた3楽章は非常に快活で、踊りたくなるようなロンド形式の作品なのですが、やはり作曲者ご本人の前で演奏するというのはとても緊張します。

普段は、もうとっくのとうに亡くなった偉大な作曲家たちの作品を再現することに勤しんでいるので、存命の作曲家ご本人から意見をいただきながら演奏に反映させる時間はとても尊く楽しい時間でした☺️

平井先生からも「この軽快な音楽が、あなたに合っている」と好評をいただき、

私の中でも大切な作品の一つとなっております✨

なんと作曲者ご本人様が演奏の一部を動画に収めてくださったので、最後の方だけ抜粋で。

今回も高校時代から信頼しているピアニスト、角田貴子さんと演奏しました!

舞台袖での写真も添えて♡

どうぞお聴き下さい。

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